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2008年8月16日 (土)

20ページのロマンス。

あえて作者、題名は伏せますが、ある歴史小説を最近読み終えました。なぜか、急にこの本を読みたくなったんです。理由など特に無いけれど、一日部屋に籠もり、お気に入りのソファーに寝ころんで読み終えてしまいました。
とても有名な本で、作者もまた有名。きっとファンの人は大勢いると思う。
一人の男の生涯を書いたモノで、生き様を描いてる。関係して出てくる人物の心情描写が凄くおもしろい。
それで、僕が何を書きたいかというと、全編に渡り全くと言って良いほど、ロマンスの香りがしないこの本に、わずか20ページほどに、素晴らしく鮮やかな恋幕が書かれていた事なんです。正直今まで読んだどの本よりも、ロマンスの美しさとして記憶に残ったモノは無かったかもしれない。それぐらい僕にとっては、意外で、まさかこの本でそんな感動を得られるとは思っていなかったから、余計に強く心に残ってしまったんだと思う。
たった二夜しか残されていないと知りながら、まるで千夜共にしてきたかのように通い合う心の描写と、将来を暗示するような、素晴らしい夕陽の風景描写。
この20ページのロマンスが、僕はこの本の一番の読み所だと、勝手に思うことにします。もしかしたら、この本がなんなのか気づいている人がいるかもね。
そんな、最近の僕の良い出会いでした。

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