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2008年8月20日 (水)

ボーリング、かわいい彼女、たまごおじさん。

腕が痺れているのは、間違いなくボーリングのせいだ。朝まで、7Gの死闘。出勤組の人々と同じ電車に乗って、酔っぱらいの僕等は家路に着く。
一日を潰さないように、気を遣いながらベッドに入る。太陽に少し悪い気はするけど、月と交代する前には起きるからと言い訳して、寝る。

階段を上る僕の横には、女性がいる。腕を組んでいるらしく、温度を感じる、好みの顔をしているが性格が悪いらしく、周りの人達は彼女を、魔性と呼ぶ。それでも僕は彼女を好いているらしい。
覚醒すると、彼女の顔は忘れていた。

子供の頃に見た、忘れられない夢を思い出す。たまごおじさん。決して良い夢では無い。たまごの形をしているそのおじさんは、サングラスを掛け、表情を消して、口元に蓄えたいかにも紳士風の髭を触りながら、無言で、逃げる僕を追いかけてくる。夢の中で、これを夢と知っている僕は、何度も夢から覚めようと色々試みるが、上手く覚醒する事が出来ない。小さな池がある、公園に逃げ込んだ僕は、いつのまにかピクニックを楽しんでいる家族の集団に囲まれている。僕は独りぼっちなのだか、どこかほっとしたらしく、これまたいつのまにか手に持っているサンドイッチを食べている。すると、どこからか声が聞こえてくる、どうやら僕の手元から聞こえているらしい。恐る恐る、右手に握ったサンドイッチに目をやると、パンの中に、さっき僕を追いかけてきた、たまごおじさんが挟まっている。何か言っているらしいが聞き取れない。僕はそのたまごおじさんが挟まったサンドイッチを地面に叩き落として踏みつける。「後悔するぞ」と言った気がした。すると公園の周りにある池の中から、腰の高さ位の身長の、は虫類が続々と出現し、人々を襲い始める。
僕に襲いかかってきた一匹のは虫類を、僕は回し蹴りをして撃退する。
目が覚めると、現実の世界。僕の部屋の壁に穴が開いている。まるでその穴からたまごおじさんが出てくるんじゃないかと、暫く不安だったのを覚えている。

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